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プロトにホロ加工を施したテストサンプル

先月のブログでも紹介したZetZのニューモデルジグ。外房へのテスト釣行が続いています。
持ち込んだのはウエイトバランスの異なる4種類のモデル。アウトラインはこれまでの実釣で固まったものの、ジャークへの追従性やフォール姿勢、そしてなにょり実際に魚が釣れるアクションへと作り込んでいくのはここからの作業です。ちなみにいままでのモデルは、前回のブログでも紹介した通り、魚の反応は得られるものの、そこにはある程度マッチするタックルや釣り方を要求する傾向がありました。具体的にはロッドパワーであったり、ピッチの幅であったりなのですが、これらが噛みあうとイメージ通りにバイトを得られるものの、それに対応する幅がやや狭めといったところが改良点でした。

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ジャークへのレスポンスもチェック
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ロッドも各種持ちこんで、操作性を確認する

テスト用のタックルは、シーラプチャーM、MLパワーとメタルウィッチ5、6パワーの4本。メタルウィッチはライトジギングモデルながら、青物モデルの高番手はテクニカルな釣りを要求される外房にはもってこい。ちなみにパワーの並びはシーラプチャー59M>59ML≧メタルウィッチ636B>595B。の順番。シーラプチャー59MLとメタルウィッチ596Bはロッド全体のパワーは近いのですが、アクションの違いからシーラプチャーのほうがティップにパワーを与えた仕様になっています。イメージとしてはメタルウィッチはより繊細なティップでジグのアクションをコントロールするといった感じです。

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この時期らしいヒラマサをキャッチ
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屈指のフィールドである外房。ここでブラッシュアップしていく

ジグのウエイトは110g台と130g台。それぞれを各ロッドに組み合わせていきます。一流し目から反応があったのはメタルウィッチ636Bに結んだ110gプロト。ややピッチを落としたところで口を使いました。次はシーラプチャー59Mでのハイピッチ。それでも変わらず水中のジグの挙動はイメージできています。ただそこは外房。毎度同じアクションに反応するほど簡単ではありません。ここからは各種ジグとロッドとのコンビネーションを変え、最適なアクションを探ります。潮が緩んだところではメタルウィッチ636Bと、わずかにバックとテールのウエイトを落としたジグに反応が続いて、これが正解!と思ったものの、次の流しは無反応、、、。だからこそテストには最適、なのですけどね。
終わってみれば2人で9本という結果でした。

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わずかな形状の違いが、圧倒的なアクションの差となって表れる

ハイピッチでジャークをする際の使いやすさ、ティップ操作だけでタイトなアクションを引きだす時のフォールと回頭性のバランス、ローパワーロッドを使っての、初速を落とした際でもしっかりとスライドまで持ち込めるレスポンスの良さ。いい線まできました。次回はスケールの微調整となります。スケール変更はワイヤ製作からになるので、次回サンプルはもう少し先。とはいえ、わずか2〜3gのウエイトバランスで、劇的に変わるジグのアクション。フィールドでのトライ&エラーはまだまだ続きます。

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当日の使用タックルはこちら

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