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メッキやデイシーバスに向けたトゥイッチング専用モデル

ショアガンシリーズからトゥイッチング専用モデルがリリースになりました。
今回はこのショアガン・トゥイッチャーの紹介です。
さて、この専用モデル。ラインアップは下写真のように3機種となります。

パワー設定はULとLクラス。
ULはいわゆるマイクロプラグから小型ジグなど、最大7gまでのルアーに対応します。
対象魚のイメージはメッキを筆頭としたライトターゲット。
Lクラスは最大12gまで対応になり、80mm前後のシンキングミノーやスリムフローティングであれば100mmクラスもキャスト可能。
ターゲットのイメージはシーバス〜良型メッキになります。

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ラインアップはこの3機種。6ftクラスはUL、7ftモデルはLパワー

これらトゥイッチング専用モデル、ロッドの方向性は当然ながらトゥイッチを快適にこなすことです。
ところで、ショアガンにはシリーズ発表当時からUL、Lと両方のパワークラスはすでに存在しています。
これらはショアキャストによるゲーム全般に向けたアクションということで、ファストテーパーによるキャスタビリティと、リトリーブ&ロッドワークいずれにも対応する懐の深さを求めたものでした。
それは対応するルアーウエイト範囲内であれば、多彩なゲームに対応することを意味します。

一方、今回発売になるトゥイッチャーは、テーパーを変え、ティップパワーを調整することで、より手元の操作をダイレクトにルアーに伝えることを目指しています。
アクションのイメージをイラストに起こすと、下図のイメージになります。
ちょっと誇張しているので、実際はこれほど大きな違いは見て取れませんが、実際に使うとその差を感じることができます。
テーパーはノーマルのショアガンよりもやや後ろでベンドピークを描きます。

昨今はシンキングタイプを使って飛距離を稼ぐことが主流です。
そのため、ルアーウエイトの増加に伴って、水噛みを良くするために、比較的大型のリップを備えるモデルが多くなってきました。
これはラインの変遷、モノフィラメントがメーンの時はどうしてもフローティングミノーのレスポンスの良さに頼るところがあったものが、PEラインではダイレクトに力を伝達できるようになった、という点もあるかもしれません。
そのうえでさらに、高抵抗のルアーを簡単にアクションさせるためにロッドができる仕事がないか、という結果がこのテーパーでした。

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“ルアーを操作する”だけであれば、実は2つの選択肢があります。
それはギリギリまでテーパーを先に持ってくることで、実際にはティップ先端直下のセクションを活かしてルアーを操作する方向。
もう1つはややテーパーを下げてティップ先端付近のパワーを引きだすことです。

前者では基本的にベンドピークから下のセクションはパワーを維持するために、全体としてパワーの立ち上がりが強く、場合によってはライトゲームならではのスリリングなやりとりをスポイルしかねません。
後者はベンドを下に持ってくることで、ダイレクトにティップのパワーをルアーに伝えるイメージ。ベンドピークから下のパワーを調整することで、ルアーの操作性を維持しつつも、ファイトを堪能できるパワー設定が可能になります。加えて、マイクロプラグのキャスタビリティも上がるのです。(これは少ないキャスト負荷でも、よりバット近くのパワーを使えるため)。

ショアガン・トゥイチャーは後者のテーパーになるのですが、あまりにそれを極端にすると、ロッドはダルが顔を出します。このあたりは社内設計だからこそ可能になる微調整。
実際6ft台のモデルと7ftモデルではテーパーが異なります。

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昨シーズンはテスト期間。小町広一による実釣シーンの1コマ
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メッキを思う存分に楽しめるULクラス

昨年のメッキシーズンはテスト期間でした。
フィールドテスター小町広一らとともにフィールドテストを行ってきました。
回遊が少なかった年でしたが、しっかりと地元相模湾で結果が出ています。
さて、今年はどうでしょうか?

最後は沖縄の実釣から。

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カスミのメッキ。ロッドは69UL・TWITCHER
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沖縄の人気ターゲット・タマン。フッキング直後のランは強烈

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