Translate

翻訳について
当サイトは、外部サイトの翻訳サービス[ Google翻訳サービス ]を導入しています。機械的に翻訳されますので、言葉づかい・文法などが正確でない場合があります。翻訳の精度にともなう間違いがあったとしても、当社では責任を負うことができません。また、ページ内のテキストは翻訳されますが、画像・添付ファイルなど、翻訳の対象外となるものもありますので、ご了承ください。

BLOG

17_2_13_1.jpg

スローブラットキャストは全部で6種類のウエイトバリエーションがあります。
このうち20g.15g.10gの3種類のウエイトクラスをスーパーライトクラスとカテゴライズしました。
第6回目のショアスロー基礎講座ではこのアンダー20gのスローブラットキャストを使ったスーパーライトショアスローについて書いていきたいと思います。

 

17_2_13_ill_1.jpg

 

スーパーライトクラスのゲームでは、ジグのシルエットを小さくすることができることと、フォールスピードを遅くすることができる2点において優位性を発揮します。
シルエットについては、特にベイトがシラスに代表されるマイクロベイト一色となった際には切り札となる要素です。
回遊魚のナブラが出ていても、一向に見向きもされない場合の多くはベイトサイズがマッチしていないことに起因することが多いように感じます。
これがシラスとなると、ほぼその打開策はサイズのマッチングに集約されると言ってもいいほどです。

次いでフォールスピードのスローダウンです。
スローブラットキャストでは、同じウエイトではフォールスピードの速さがワイド>スリム>オーバルの関係になりますが、ワイドのフォールアクションを保持したままスピードを落とすには、やはりライトウエイトモデルをチョイスする必要があるのです。
これは遠浅のフィールドで的確にフォールをコントロールするタイミングを得ることにも繋がります。

さて、そんなスーパーライトクラスのショアスローですが、注意しなくてはいけない点もあります。
まずはタックルバランスです。
通常私がメインラインとして使っている1.5号のメインラインでは、ジグ本来のフォール姿勢を引き出すことが難しくなるうえ、飛距離も出せなくなります。
スーパーライトショアスローでは0.6〜0.8号のメインラインがオススメです。
リーダーはそれに合わせて12lb.〜16lb.をヒトヒロとします。

17_2_13_2.jpg

 

リールも通常使用する番手よりも小さいものをチョイスします。
これは小型ベイトを模す際に、その移動距離も、より繊細に操作したほうが好結果となる場合が多いからです。
最後にロッドです。
30gより上のウエイトを使う際にはショアガンエボルブ991〜993までを魚の活性に合わせて使い分けるため、中心パワークラスを992に据えていますが、スーパーライトクラスの場合はショアガンエボルブ990が中心となります。

17_2_13_3.jpg

 

 

タックルバランスが取れていれば、ターゲットをしっかりと手元に寄せてくることができる確率は格段に上がるものです。
ちなみにジグに標準装備されるフックはDECOY/ライトゲームツインをフロントに、同モデルで使用しているフックをオリジナルタイイングしたシングルをリアに採用しているので、パッケージからそのまま出して使用していただくことができるようになっています。
リプレイスメントの際には参考にしてください。
なおリング類もレギュラーウエイトのモデルに装着しているサイズから1サイズダウンの♯3となっています。

17_2_13_4.jpg「フロントに装着するフックはライトゲームツイン。20gでは♯2、15gでは♯4、10gでは♯6。リアフックは♯4フックのZetZオリジナルタイイングモデルです。今後リアフック単体の発売も予定しています」
17_2_13_5.jpg

 

また、スーパーライトクラスの釣りでは注意する点もあります。
水深があるフィールドを攻める場合の着底感度の鈍化です。
これは潮流との関係から一概に何m以上の場所では着底が分かり難くなるとは言い切れないのですが、メインラインが潮に流される速度とジグのフォールスピードのバランスが取れていないと、着底してもメインラインが出っぱなしとなり根掛かり.....となってしまいます。
メインラインをライトゲージ化することである程度の改善は期待できます。
目安はボトムへのファーストタッチが取れるかどうか。
これが感じられるのであれば、潮上へキャストすることで、フォールとドリフトをコントロールできる場合が多いです。

 

さて、こんな特徴を持ったスーパーライトショアスロー、ここからはターゲットについて書いていきましょう。
元来多彩なターゲットに対して有効なゲームですが、スーパーライトクラスではその対象魚の幅がさらに広がります。
アジやカマスなどのライトターゲットはもちろん、時には小魚を専食していないと考えられるゲストも顔を見せます。
意外なところではアイゴやハタンポといった魚もヒットするほどです。
ハイプレッシャーエリアでのデイゲームなど、なかなか口を使ってくれるターゲットが少ない状況下でも、コンスタントに魚からのコンタクトを得られるはずです。

17_2_13_6.jpg 17_2_13_7.JPG 17_2_13_8.jpg

ショアスローの楽しみ方の幅を広げるスーパーライトクラスのゲーム。身近なフィールドでもその魅力を体感できると思います。是非楽しんでみてください。

 

HOME > BLOG > 沼田純一の開発部屋 > ショアスロー基礎講座6/2017.2.13