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DSC_8635b.jpgオフショアライトジギングに向けたメタルウィッチクエストシリーズに、2018年新たなシリーズが加わりました。
軽量ジグヘッド+ワームをバーチカルに操る事で大型アジを狙う“バチコン”専用ロッドシリーズです。

狙いのターゲットに対してバーチカルにコンタクトしていくことから、通称“バチコン”と呼ばれるこのゲーム。
メガアジやテラアジといった特大サイズのアジを狙い撃ちにすることを目的にしたゲームです。 

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狙いの水深は20m〜60mほどと、ジグ単では攻めることができなかったレンジに軽量ジグヘッドを入れることを可能にすることで、浅いエリアに浮きづらい大型の魚を狙っていきます。

この際、ワームにバイトした信号をティップのわずかな変化で掛けていくのですが、これが陸っぱりのアジング同様、繊細を極める醍醐味に溢れているのです。

メインのシンカーをリグの途中に入れるため、アタリが出ないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、実際に釣りをしてみると、数十m先のアタリはティップの戻りや、モタレとして表現されます。

誘いのイメージは陸っぱりのアジング同様「見せて〜喰わせる」もの。
しっかりとアタリを捉えることで、大型アジの口の真ん中にフッキングさせることがこのゲームの魅力です。

PALMS MOVIEではリグの基礎も含めて実釣映像をご覧いただけます。


メタルウィッチクエスト・バチコンモデルを開発するにあたって、重視したのは最大75gまでのメーンシンカーをコントロールできるだけのパワーを備えつつ、アジのバイトを確実に表現することができるティップセクションを融合すること。
そして、ばっちりフッキングをしたとしても、口切れのリスクを最小限にとどめるためのスムースなベンディングでした。
これらは相反する要素であるため、アタリの表現を得ようと単にロッドパワーを落としていくだけでは求める性能を持たせることができません。
マテリアル、各セクションのレングス、パワー。
ガイドをはじめとするパーツの選択がキーになります。

フィールドテストを経て形になったロッドは、ベイト、スピニングともに7ft.クラスとし、ティップにフレキシビリティを発揮する中弾性カーボンソリッドを搭載。
バットセクションのパワーを発揮するまでのカーブをスムースにすることで、ロッドレングスの効果を最大限に引き出す仕様になっています。

ラインアップは全4機種。バチコンフィールドのほとんどをカバーできるラインアップとなっています。
アタリを表現しようとすればダルになりやすく、シンカーを操作しようとすれば張りが強くなりがちです。
そしてこれらを無理矢理繋げたロッドでは、そもそもロッドして機能しない訳ですから、いかにそれぞれのセクションが的確な仕事しながらも、流れるようなベンドを発揮することがこのロッドに求められた性能なのです。

これらの検証にはもちろんフィールドテストは欠かせません。
自身はもちろん、古田友大氏による徹底したテストを行いました。
仕上がったロッドは決してオーバーパワーになることなく、あくまでもフィネス感覚を失わない軽快な操作性を備えています。

それでいてミニマムパワーモデルであるMTSS-711VCであっても、しっかりとフッキングを決めることができる芯を持ち合わせています。

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さて、そんなバチコンですが、このゲームの可能性を探るべく色々なシーンで実釣を行っています。
注目しているのは、デイゲームにおけるバチコンです。

実際に釣りをしてみると様々なターゲットがバチコンで顔を見せてくれます。
アジを筆頭に、イサキ、キントキ、メバル、ハタなど、魅力的なターゲットばかりです。
水深20m以深でジグヘッドをアピールするため、対象魚はまだまだ増えていくはずです。




P6120051イサキ.jpgP4230100キントキ.jpgちなみにバチコンで使用するジグヘッドは陸っぱりアジングで使用するサイズと共通なのですが、相手は時に50cmオーバーのアジとなります。

40cmアップですら時にフックを折って行くこともあるため、シンカー部は軽量であっても、強いフックが求められます。

ロッドの開発とともに、バチコン専用ジグヘッドも現在テストを繰り返しています。
繊細×豪快。
バチコンならではの魅力を是非楽しんでみてください。
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